雑記

眺めるスマホの先にあるものはいつも現実逃避

転職サイトを眺めながら聞こえてくるクリスマスの音楽、そして近づいてくる年末年始に私は焦りと不安を感じつつもつい手にとってしまうのがスマホである。

転職サイトはある程度の情報を埋めたら気になる求人が出るまではページを更新するだけで終わる。「応募歓迎!」「あなただけに特別なスカウト!」とあっても去年お祈りを頂いた会社だったりするので真剣に探してるのがバカらしく思うこともある。特定のキーワードに引っかかった人材に乱射しまくってるだけなのだろう。

そう思いながら手にとったスマホに映るのはゲームである。

暇をもてあます日々にうってつけなのが手軽に遊べるスマホのゲームだ。自己啓発本やスキルを高める参考書などではない、私が手にとってるのはスマホのゲームだ。あぁ、現実逃避はとても気持ちがいい。世の中はeスポーツが流行り、私もその時代の流れに乗ってFPSというジャンルに手を出してデジタルな戦場を駆け回っている。そしてすぐ死を迎える。

社会的にも死に近づいているのにゲームの中では即死の連続なのだ。もうちょっと初心者にも優しくしてほしいものだが、熟練者は圧勝の快感を味わうために何度も何度も瞬殺をしてくる。現実でもゲームでも容赦ない世の中にいる私。

そして、一息ついたと思う頃には数時間経っている。あぁ、今日も何もアクションをせずにムダな日を過ごしてしまった。良い求人がなかったからだ、うん、きっとそうだ。全身に電撃が走るような素晴らしい求人がないからだ。転職サイトはブラック企業判定の仕組みを入れて悪質な会社を排除してクリーンな転職活動ができるように早くしてほしいものだ、うんうん。

こうして今日も一枚のクズを重ねて生きるのである。
私はもう何者にもなれない。