転職して新しい職場になり、日々苦労しながら働いている。
今までの職場は残業代が出なかった。拘束時間も長かったので会社側も残業代を出すつもりもなかったのだろう。そのため給与には独自計算されたコミコミの「みなし残業」が入っていた。一定を越えると残業代を支払う、とあるがそれは過労死ラインを越えるあたりからの計算だ。残業代が欲しければ一線を超えないともらえないのだ。
こういう「みなし残業」は転職活動時の求人内容でよく見ることができる。みなし残業30時間含む、などこれを応募するかしないかの基準にもしていた。中にはみなし残業60時間含む、と書いている求人もあった。それだけで「あぁ、この会社は社員を大切にしていない」と思いながら絶対応募はしなかった。
今の会社は残業が出る。激務な職場で基本給は低いがきちんと計算された残業代が出るのでありがたい。これが会社として普通のことなのに特別なことに感じてしまうあたり、私はブラック企業で働くことに慣れすぎているのだろう。(今の会社もブラック要素は多少あるが)
コミコミで働かさせる「みなし残業」は働く側からすれば何のメリットもない。だが会社側も残業代を一切出さないわけじゃない。残業代は一定時間を超えないと出せない、という都合のいい基準となぁなぁの関係で成り立っているのが「みなし残業」だ。
残業代を出すようになれば社員は今までの分を取り返そうとダラダラ働いて余計なコストがかかってしまう、という声も聞いたことがある。それは社員のことを全く信用していない&教育できていない、ということではないか。社員だって1円でも多くお金は欲しいが、1分でも早く帰りたいのだ。
私はみなし残業にも厳しい罰則を設けてほしいと願っている。残業代が出ることのモチベーションは素晴らしい効果があるのだ。

